諦めるという選択肢があってもいいんじゃない?
サッポロビール黒ラベルで妻夫木聡さんと庵野秀明氏が対談をしているCMが興味深かったので少し取り上げてみます。
エヴァンゲリオン、シン・ゴジラの監督として有名な庵野氏が「大人ってなんだ?」をテーマに様々な問いかけに答えるCMです。
今回、「諦める」ということを考えさせれた2つのCMを紹介します。
諦めることに抵抗を感じてしまう
「諦める」というワードにどういう印象がありますか?ぼくは逃げるような印象、マイナスイメージを持っていました。
部活を辞める、学校を辞める、会社を辞める、いま続けていることを放棄することはあいつはダメだったと烙印を押されるんじゃないか?と周りの目を気にする人もいるでしょう。
今までやってきたことが無駄になるんじゃないか?ともったいなく思う人もいるでしょう。
ぼくも辞めることに抵抗はあるし、ホントにこれでいいのかな?と思うことがあります。
ふと見ていたCM
CMをぼんやり見ていると、庵野氏の答えがこの疑問の核心に迫る内容でハッとしました。
進化とは篇
庵野「諦めていいんじゃないですか?やらなくていいことまでやってるような気がするんです。」
挑戦とは篇
庵野「背伸びですかね?手の届かないことを、無理してやることをあまり挑戦とは思わないです。」
諦めることは新しい挑戦につながる
学校も会社もオールマイティな人間を作り上げようと、本来その人が向いてないことまで伸ばそうと評価をつけ、教育しようとしてないでしょうか?
評価された人間は期待に応えよう、次は言われないようにしよう、思いは様々でしょうが向いてないことに取り組みます。
言われて改善できる人もいます。でも、できない人もいるでしょう。
学校の通知表でもずっと苦手教科を克服するように書かれてました。(たしか国語だったかな?)
結局、最後の最後まで同じような評価でした。
できないことをするのは苦痛だし、評価するほうもホントは言いたくはないでしょう。毎回言い続けるのはもっとイヤでしょう。
お互いに時間も労力もかかるので、諦めるという選択肢を持って欲しいなって思います。
今はホントに向いてないなって感じたことはすぐに諦めて、好きなことをやるようにしてます。
でも、「向いてなさそう」でやらないのはもったいないんで、とりあえず挑戦してできることを増やしてます。
まとめ
求められる人になるのではなく、なりたい自分を目指す。後者のほうが人生楽しいんじゃないですかね?ではまた。